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あんこがはみ出るくらい日々奮闘中のセラピストたちのブログ。 ぜひご一読を!

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脳機能とリハビリテーション その3

ワークショップ





まずはA4用紙とペンを用意

各自が臨床で担当している,またはしていた症例についての
①機能の評価
②脳の評価
③脳の知見を活かした考察
④実際の治療場面での適応
  

を各項目3分ほどで書き出す.
正面に映し出されている,機能的連結についての画面を見ながら.

 例えば・・・
 ①感覚障害重度,上下肢Br.stageⅡ,非麻痺側ばかり使用
 ②右視床出血.他の部位が大きく損傷している様子はなし.
 ③一次運動野への感覚フィードバックが困難に.
  障害側の不活性化および非障害側の過活動化が進行
 ④麻痺側への注意を促し,注意が向いたところで
  実際の物品を遣って,自動介助でのリーチ.
  どんな感触かなど問いかけ,感覚フィードバックを促す.

のような...




書き終えたら2人1組になり,互いに発表する.

2分で各々発表したら席を変え,
相手を変えて繰り返す.
これにより,様々な人の意見を聞き,
刺激を受けて,自分も磨かれる.



そして
今度は,聞き手の態度を変える.
話し手はさっきと同様に話すだけ.
聞き手は,うなづき,傾聴姿勢を取る.

次は傾聴姿勢に加え,相手の発表内容を褒める.

さらにその次は傾聴し,認め,自分の意見も伝える.


これは勉強になります.
発表者も,聞き手も.

発表者は傾聴してもらう,褒めてもらうことの威力を体験できる
聞いてもらえる,共感してもらえる,ってすごい力.
どんどん話したくなる.

『共感』についてはその4で。



やってみると,
話し手は自分の意見を伝えるのも,
聞き手は褒めるのも,
相手の意見を尊重しながら自分の意見を伝えるのも,
本当に難しい。

知識不足も伴ってるから、考えを言葉にして伝えるの心細いんだよね。。。
CLも同じような気持ちなのかな。
自分にできないこと、苦手なこと(障害)の受容なんてそう簡単にできるわけないよね。




会場は,この作業の繰り返しですごい盛り上がりを見せました笑

こんな作業も日々の臨床につながる勢いになる.




『その4』

あんこ

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