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ストロークチームを経験して

今年の4月に脳卒中急性期担当のストロークチームから
訪問看護ステーションに異動になりました!
そんなわけで,今までのストロークチームで感じたことをまとめてみます
(by エキセントリック)


1/役に立てるんだ。
 ストロークチームに異動して感動したこと
 ADL、機能訓練、他職種との関わり…
 リハビリの担当者が今後の対象者の方向性に関与できることを知った。
 主治医が言ったから退院!ではなく,リハビリの意見,予後予測が重要視してもらえる.
 作業療法士として、チームの一員として、必要とされている体験ができた!


2/作業療法士って?
 対象者の今後に関われるからこそ、作業療法士としてできることを提供したい!
 だから壁にぶつかった…。

 急性期ではADL向上より機能改善が重視されやすい
 理学療法士のほうが機能面の分析、掘り下げは上手
 機能ex、ADLex…やっているアプローチ内容は理学療法士と同じになりやすい。
 第三者が見て違いが判らない…第三者に違いを説明することが難しい…

 脳卒中の急性期で作業療法士にできることはなにか?
 もっというと作業療法士だからできることってなんだろう??
 悩んで、相談して…それでも答えが出ない。

 「視点が違うんだよ」
 「どんな生活をしていて、とか気持ちに対する視点が違うんじゃないかな?」
 と理学療法士の先輩のアドバイスから,なんとなくもやもやとしたものが見えた。

 そんな時に、とある研究事業に携わることが出来た。
 
 『生活行為向上マネジメント』
 
 人が人として生きるのにはADLの向上だけじゃ不十分。 
 ADLが全介助でできなくてもIADLで可能なもの、行える役割もある!
 そんなことを対象者の方を通じて学んだ。

 急性期から完全にはできなくても
 その人らしい夢や目標を共有して関わることが一番、大切なんじゃないか?

 人間として、
 地域に住む人、
 身近に生活する人として
 対象者をみていただろうか?

 なんとなくもやもやしたものの輪郭が見えた…!

 作業療法士の先輩が上司に作業療法士とは何かを
 聞いたときに返ってきた言葉は
  「そんなに簡単にわかるもので楽しいの?」
 だった。

 たしかに。
 
 それなら一生かけて見つけていきたい!

3/知りたい…!
 考え方、手技、知識…まだまだわからないことだらけだ。
 学生のスーパーバイザーになって教える経験もさせてもらったが
 足りないことだらけで、こちらが教わったことばかりだったような気がする。


 自分がやっていることが正しいのか?
 それを知るために勉強会や講演会に参加することが増えた。
 (ほとんどshizuka先輩に引っ張られて参加することが多いのでまだまだですが)
 

 参加することで見えたことは、自分の見ていた世界の小ささ。
 なにより様々な立場で頑張っている人がいる!…もっと外がみたい!

 病院での業務にも同じことを感じた。視野が狭いことが気になった。
 …地域に出たい!
 退院した対象者がちゃんと自分らしい生活が営めているのかを知りたい!


 知りたい…!

4/そして異動!
 この春に異動が決まり
 今度は念願の訪問リハビリ…!
 期待と不安はいつものようにあるけど、
 ストロークチームで学んだことを活かして
 何かを見つけたい。 

                             
                          あんこ

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