あんこの会
あんこがはみ出るくらい日々奮闘中のセラピストたちのブログ。 ぜひご一読を!
画像の勉強会~皮質脊髄路について~
- 2013/12/10 (Tue)
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今日は当院の神経内科医師による画像の勉強会があったので参加してきました.
まだまだわからないことだらけで,日々勉強だと思いました.
本日のテーマは皮質脊髄路(錘体路)
①CT,MRI画像で錘体路の経路とホムンクルスについて追っていきました
中心溝のレベル:大脳縦列→足→手→顔
内包後脚のレベル:中心部(上部)から外側(下部)にかけて顔→手→足
大脳脚のレベル:内側から外側にかけて 顔→手→足
脊髄レベル:内側から外側にかけて C→Th→L→S
②脳神経はMRIで見えるか
⇒ MRIの元の画像ならスライスが薄くて見えるのもあります
Ⅲ,Ⅶ,Ⅷは見えるけどⅨ~Ⅻは細くてよくみえない
③4野と6野,筋緊張の亢進について
筋緊張の亢進→上位運動ニューロン障害(主に4野:1次運動野)による.
(例外:ALS.上位も下位も障害されるんで)
4野(1次運動野)の障害はすぐに痙性が↑
6野(運動前野)の障害では一時的に筋緊張低下.
* 6野は4野に抑制で働いている.
* 筋緊張亢進=まだ随意性向上の可能性があると判断.
Drはリハビリでどの程度伸びるかの目安にしている,と.
④脳梁と膝の病変について
膝の障害→連合運動の障害
脳梁の障害(脳梁離断症状)→視覚に影響
MERS=脳梁の可逆性脳症・・・難しい
⑤聴覚がCIだと障害されないのはなぜか
⇒聴覚路は8割が対側,2割が同側と両側支配なので
片方がやられてももう片方でカバー
=CIで耳が聞こえなくなるということは考えにくい.
あんこ
まだまだわからないことだらけで,日々勉強だと思いました.
本日のテーマは皮質脊髄路(錘体路)
①CT,MRI画像で錘体路の経路とホムンクルスについて追っていきました
中心溝のレベル:大脳縦列→足→手→顔
内包後脚のレベル:中心部(上部)から外側(下部)にかけて顔→手→足
大脳脚のレベル:内側から外側にかけて 顔→手→足
脊髄レベル:内側から外側にかけて C→Th→L→S
②脳神経はMRIで見えるか
⇒ MRIの元の画像ならスライスが薄くて見えるのもあります
Ⅲ,Ⅶ,Ⅷは見えるけどⅨ~Ⅻは細くてよくみえない
③4野と6野,筋緊張の亢進について
筋緊張の亢進→上位運動ニューロン障害(主に4野:1次運動野)による.
(例外:ALS.上位も下位も障害されるんで)
4野(1次運動野)の障害はすぐに痙性が↑
6野(運動前野)の障害では一時的に筋緊張低下.
* 6野は4野に抑制で働いている.
* 筋緊張亢進=まだ随意性向上の可能性があると判断.
Drはリハビリでどの程度伸びるかの目安にしている,と.
④脳梁と膝の病変について
膝の障害→連合運動の障害
脳梁の障害(脳梁離断症状)→視覚に影響
MERS=脳梁の可逆性脳症・・・難しい
⑤聴覚がCIだと障害されないのはなぜか
⇒聴覚路は8割が対側,2割が同側と両側支配なので
片方がやられてももう片方でカバー
=CIで耳が聞こえなくなるということは考えにくい.
あんこ
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