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あんこの会

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認知神経リハ研修(3/23、24)に向けて


あんこの会は認知神経リハに足を突っ込んでみる事にしました。
今月23、24日に仙台で学んできます。
腰ヒカリは、以前この先生の研修に参加したことがありました。復習がてら、そのときの資料をもとに腰ヒカリが感じたことや印象に残ったことをまとめてみます。



リハビリテーションによって引き起こされる「からだ」の変化

国府病院PT 荻野敏先生


<序>
人は自分の見ている世界がすべてであり、また普遍的で絶対なものと思い込みやすい。

でも、
同じことを目的としても人によってやり方は変わる。
となると、
人によって世界の見え方やとらえ方が変わることが予測される。
そして、
おかれた環境によってもその都度人は適応するため変わる。

障害によって身体図式やつながりが不十分になった場合は・・・?


<脳の可塑性>
大脳皮質にある体性感覚野の細胞は体に加えられた物理的刺激にはっきり対応している。体性感覚野の神経細胞に再編が生じる。


<脳血管障害における変化>
整形外科医であった山田きく子先生の体験談「壊れた脳 生存する知」の紹介・・・



<整形外科疾患における変化>
脳神経外科医であるオリバー・サックス先生のお話・・・
山から転落し、左足を負傷。
その後、「左大腿四頭筋の動かし方がわからない・・・」
ほかはわかるのに。なぜ左大腿四頭筋のみ??

「レナードの朝」という映画を見れば答えがわかる!・・・かも。


<発達の最近接領域>
=最も近い接触領域・・・適切な教えるレベル。
段階づけ。

  ・現在の水準
   蓄積された能力をもとに自分で解決できる
  ・援助があればできる、または近いうちにできるだろうと予測される水準

*与える課題は簡単すぎても難しすぎてもいけない。
=「オーダーメイドの訓練」を見極めて提供する

・行為のメカニズムの理解。

→注意したいことは「誤ったリハビリテーション」。
これは「学習された不使用」であり、代償動作を引き起こす。
 必要なのは、本来残存している能力とそれに合った課題により、環境に適応した動作を学習してもらうこと。

「リハビリテーション」=「教育」


<認知神経リハビリテーション>
 機能しなくなった体の部位に意識を集中して動かし、体にスムースな動かし方を一から覚えこませるもの


・・・上記をふまえて

認知神経リハの入口に少し足を踏み入れた気がします。
しかし、まだまだ奥深い。
普段の臨床にどう活用できるのか、目の前の患者さんにどう提供していけるのか・・・。
来週の研修会で、さらに詳しく知ることができるといいな。
 
 
                                    あんこ
 

 

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